いじめ問題と学校や教育委員会の対応の課題点、そして裁判の共有(宮崎市)

宮崎やその他の地域の誰かのためになることを願って(加害者や学校・教育委員会などに恨みはありますが糾弾が目的ではありません)

宮崎市で起きた重大事態の例、中間報告書(最終報告は別途上げます)

宮崎市いじめ重大事態 中間報告書について

本資料の位置づけ

本資料は、宮崎市で発生したいじめ重大事態に関する 中間報告書 です。
なお、これは最終的な調査結果ではなく、最終報告書は後日アップ予定 です(たぶんほとんど内容変わらないです)。

報告内容と問題意識

報告書の結論では「いじめは確認できなかった」とされています。
しかし、実際にはアンケートの中で多くのいじめに関する記述が寄せられており、容易に「いじめはなかった」と断定することは、故人やご遺族に対して誠実さを欠くものと感じられます。

文部科学省の重大事態ガイドラインにも示されている通り、いじめの有無については被害を受けた可能性を重視し、慎重に判断されるべきではないでしょうか。

公開の目的

この資料を公開するのは、

  • 宮崎市内外の方々に事実を知っていただくこと

  • 情報を共有し、今後の資料として役立てていただくこと

  • 同じような悲劇を繰り返さないための議論のきっかけにしていただくこと

を目的としています。

 

 

不登校・別室登校者の成績表問題について、娘:ほぼ「-」のみ記載された成績表が渡される

不登校・別室登校者の成績表問題について

これは宮崎だけの問題ではありませんが、不登校や別室登校者に対して、出せるはずの成績の評価を出さない学校があります。

「成績表」は子供にとって「自己肯定感、自己有用感」にとって大切な要素です。

「学校側が把握できないから」成績を付けないというのは怠慢であり、学校側の対応の問題なので是正する必要があると思います。

 

私の娘のケース

そもそも、保健室登校になり、わかば教室に移動になり、別室登校となりましたが学校からプリントはほとんど出なかったようです。

その為、こちらから用意した進研ゼミやドリルを持参してそれぞれの場所に行きほぼ独学で勉強していました。

(そのせいでテストの点数が5点とか20点とかになりましたが)

 

体調不良以外は毎日休まず、学校から何も言われずに進研ゼミやドリルを持参して勉学に励む子供に対して、一切評価しないなど、あってはならないことだと思います。

 

※娘の成績表(学校に上記伝え、ようやく変更になりましたが)

 

学校は何を育てようとしているのか?というところですよね。

「人間」を育てたいなら、正当な評価はすべきです。

 

少なくとも、学校が用意した課題および日誌などを適切に子供が実行し、それを提出するならば成績表は最低でも中間点であるべきです。

 

冒頭にも書きましたが、全国の学校でこれと同じことが起きているようなので、是正していくべきだと思います。

【もくじ】いじめ問題と学校や教育委員会の対応の課題点、そして裁判の共有のブログ(宮崎市)

はじめに

このサイトは宮崎市教育委員会・学校に対して糾弾を目的とはしていません。

学校や教育委員会の方々の辛い思いはある程度理解しています。

私はこの裁判を通じて自治体や宮崎市(宮崎県)の皆様に、いじめで苦しんでいる人の現状や、今回の対応学校や教育委員会の問題点、いじめ対応においての課題点などを知ってもらい議論するために本ブログを作成しております。

また、和解の際に口外禁止条項は交わしておりません。

 

 

もくじ

いじめ裁判に関すること

■【裁判結果】宮崎市におけるいじめ国家賠償請求請求訴訟について(随時更新) 

■いじめ裁判の和解の場で読み上げた娘と保護者の文書(原文)

 

いじめへの対応について思うこと(心構えなど)

※準備中

開示請求をしてわかったこと

開示請求の書き方

 

弁護士選びについて(肯定的な話ではないです)

※準備中

 

学校や教育委員会自治体の問題(対応や体制について)

■不登校・別室登校者の成績表問題について、娘:ほぼ「-」のみ記載された成績表が渡される

 

いじめ情報まとめ系

■宮崎県のいじめ情報まとめ-随時更新-

■【動画】【拡散希望】重大事態について 自殺・自殺未遂・不登校30日程度・転校・退学などに関係する話

■【動画】【拡散希望】成績表の評価について~いじめ被害者、不登校、別室登校者の現実~

■【動画】【拡散希望】いじめ被害者への支援について①保健室登校・別室登校・相談室登校など

■【動画】【拡散希望】いじめ被害者への支援について②出席扱い制度について

 

宮崎県のいじめに関するニュース

※準備中

 

備忘録

■備忘録:爆サイ用 削除請求 ※個人で削除請求をする方法

いじめ裁判の和解の場で読み上げた娘と保護者の文書(原文)

本文書公開の意味

・被害者の苦しみと思いを知ってほしい。

・今現在、いじめで苦しんでいる人たちへの接し方を考えてほしい。

・裁判の結果の詳細が市長や教育長にに届かない可能性が高いと感じるため公開しています。

・この裁判を知って二度と宮崎で同じことが起きないように行動してほしい。

 

宛先はともに宮崎市市長、宮崎市教育委員会教育長あてです。

 

娘が読み上げた文章

私は学校で長い間いじめに苦しんできました。

何度も先生たちに相談し、助けを求めましたが、結局いじめの対応はされませんでした。

そのため、私は学校で普通の日常を過ごすことができず、限界が来て、学校に登校できなくなりました。

行事にも参加できなくなり、1番最後の行事の卒業式でさえ、みんなの流す感動の涙さえ出ず、恐怖と不安から逃げるように退場することしかできませんでした。

毎朝、加害者に会ったらどうしよう、目が合ったらどうしよう、再びいじめられるかもしれないという恐怖を感じながら、登校時間をずらして登校していました。

学校に到着しても、加害者と遭遇する不安にさいなまれましたが、果たして市教委や学校の先生たちは、この恐怖を理解してくれていたのでしょうか。

私の苦しみが他人事のように思われていたとしか感じられませんでした。

担任の先生は、普段から暴言を吐き、物を床に叩きつけることが多く、覚えが悪いと強く叱られ、私にとっては恐怖の存在でした。

早く家に帰りたい、でも帰れない、どこに行っても逃げ場のない学校生活に私はただただつらい気持ちが募り、いつ解放されるのかと不安でいっぱいでした。

私が書いた生活記録には、私を馬鹿にするようなコメントばかりが書かれており、それを何度も見るたびに心が痛み、涙がこぼれてきました。

私はただ一人の生徒として、大事にされていないと感じました。

いじめを訴えたあとの市教委の対応もとても誠実とは言えない対応でした。

私の教室復帰の日程や謝罪の日程は、私の意見を無視して勝手に決められ、私の母との電話で適当な返事を繰り返し、私がトイレに閉じ込められた現場検証も行われていないのにやったと言われたときには、言葉で表すことができないほどの衝撃で、悲しみとショックで涙が止まりませんでした。

市教委のいじめ問題対策委員会で市教委が作成した「いじめ重要事態調査報告書」には、「修学旅行グループ編成への配慮」などと、いかにも修学旅行に行けたのは自分たちのおかげであるかのように記載されていました。

加害者に具体的にどのような問題があり、どのように指導したかに関する記述はほとんどなく、いじめについて加害者側にどのような原因があるかはほとんど書かれていません。

私が受けたいじめの原因が、いかにも私の生活態度と母親にあるかのように、私たちの家庭に関することばかりが書かれていました。

中学校在学中の私や私の親に対するおざなりの対応を併せて考え、いじめ重要事態調査報告書を読むと、中学校も市教委も一生懸命対応したのに、受け入れない私の親が悪いように書かれていると受け取らざるを得ませんでした。

これは、二重・三重に辛く、非常に悲しかったです。

この報告書だけでも、市教委がいじめに真摯に向き合っていないことがよくわかります。

私の唯一の願いは、普通の学校生活を送りたいということでした。

いじめがなくなり、教室でみんなと一緒に勉強できるようになりたかった。

しかし、それは叶うことはありませんでした。

市教委の方や先生に対して望んでいたのは、真摯に向き合ってちゃんと聞いて、対応して欲しかった。

それだけでした。

加害者たちは楽しそうに学校生活を送っていたと思いますが、私にはその選択肢すらありませんでした。

私は今でも、いじめという文化をなくしたいと思っています。

できる限り多くの人々が、いじめのない普通の学校生活を取り戻せるよう、いじめに真摯に向き合い、その原因を探り、解決へと導いてほしいと願っています。

いじめが原因で命を落とす子どもたちがいなくなるよう、早期に気づき、寄り添い、加害者への聞き取りや今後の処罰をしっかりと行ってほしいです。

さらに、いじめがどれだけ人に深い影響を与えるかを、加害者にも自覚させるべきです。

道徳の授業も、ただの形式ではなく、真剣に受け止められる内容にしてほしいと強く思います。

いじめを早期に発見し、加害者にしっかりと対応してもらうことで、もっと多くの子どもたちが救われ、普通の学校生活を取り戻せることを心から願っています。

 

令和6年 3月 6日

 

保護者が読み上げた文書

※すみません、超長文ですが、すべてが詰まってます<(_ _)>

 

この度の裁判について、お伝えすべき思いがあります。
娘や私たちが求めているのは宮崎市のいじめに対する考え方の是正と、いじめ被害者を取り巻く環境の改善とできうる限りのサポートの徹底的な公開、加害者への対応の強化です。

この度のいじめにより娘は自らの命を断とうとするほど追い込まれながらも、娘の死という最悪の結果は避けられ心の底から安堵しております。

ただ、それは家族の力と特に母親の力が非常に大きかったと断言します。

学校や教育委員会からの調査の結果や救済を受けたりや加害者からの心からの謝罪が娘の命をつないだものではありません。

学校や教育委員会は娘やその家族を支えるどころか様々な対応で娘や私たちを追い込み続けました。

まず、2018年11月のアンケートで、娘がいじめられていると訴えたことについて、学校として把握していたかどうかが曖昧な前提で裁判手続きが進められてきましたが、尋問において、結果的にアンケートの内容を担任のみが把握し、学校として把握していなかったことが判明しました。

その担任は、勝手に家に上がり込み娘が寝ていた寝室に入るなどしたにもかかわらず咎められることもありませんでした。

しかも、学校はそのような担任をそのままいじめの問題に対応をさせようとしました。

また、学校が先生方にいじめの事実を共有しなかったために、他の先生が娘に対して「なんで保健室にいるのか知らないけど」などと娘を責める言葉を吐く結果が生まれました。

娘に対するいじめには特定のスポーツクラブに所属する生徒の約8割が加担していましたが、私たちが求めるまで一切対応しませんでした。

それどころか、中学2年の担任は娘が日誌にそのスポーツクラブに関する心境を書き綴ると娘の感情を踏みにじる発言をしました。

別室登校が辛く、クラスに戻れる環境の調整を求めている娘に対して、他の先生は、「また相談室に戻るか?」となどと声をかけるなどしました。

また、いじめの中心人物である女子生徒に人権のコンサートで花束贈呈をさせたり、娘に対するいじめを彷彿とさせるような学校発案の演劇をさせるなどしました。

演劇が生徒達の社会性を培う文化発表会のことであったことからすると、学校職員全体の根本的な人権感覚や教育観を問われると思います。

このように学校には自殺未遂までした娘を守ろうとする姿勢は認められず、このような学校の対応に娘はどんどん追い込まれていきました。

別室登校中の学習支援についても、娘は学校から何も課題を用意してくれなかったため、娘はこちらで用意した進研ゼミやドリルを熱心に勉強していました。

また、通常の教室に通えないために学校が成績表の評価を出せないとして、成績表の評価がなされないことがありました。

これは娘の頑張りを全て無にする、人間として最低の行為だと思います。

子供の自己肯定感をアップさせる成績表が、学校の無慈悲な判断によって子供の尊厳を踏みにじることがあってはならないと思います。

学校だけでなく、教育委員会においても、担当者からやってもいないトイレ現場検証をやったといわれ、娘が死んでもよかったのかと妻が聞いたときに「はい」と回答し、娘が勇気を振り絞って参加した修学旅行に対して「修学旅行に行かせてやった」と発言するなど、とてもではないですが教育委員会を信頼できるような状況ではありませんでした。

あまりにも学校と教育委員会の行動が遅く、何を対応しているのかがわからなかったので個人情報の開示請求をしたら、娘本人の開示請求なのにほとんどの内容が黒塗りでほとんど開示されませんでした。

それどころか開示された記録では、教育委員会と学校とのやり取りにおいては妻や家族に関する記載や娘の生活態度が悪いような書き込みばかりで、どう考えても被害者を思いやるような記載には見えませんでした。

特に,いじめ問題に妻が対応し始めたことで方向性がおかしくなったと書き記すなど、妻のせいにするような記載がありました。

妻が懸命に学校や教育委員会,その他権限のありそうな部署に訴えざるを得なくなったのは,とりもなおさず,初期においては学校,後になっては教育委員会と学校両方が,法の趣旨や自ら定めたはずの市の基本方針や学校の基本方針を十分理解しておらず、それを実践する意思と技術に欠けていたからに他なりません。

娘も私たちも中学一年生のときからトイレ閉じ込めに関するトイレでの現場検証及び、いじめに関するアンケートを懇願していましたが、それが行われたのは二年後の、娘が中学三年生になった三学期の卒業前のことでした。

現場検証においては、トイレ閉じ込めが行なわれた際に、他の女生徒がいたことが判明し、その女性徒の証言等もあり最後のアンケートに望みを託しましたが、結果は何も得られませんでした。

宮崎市いじめ防止対策委員会による重大事態調査は、学校や教育委員会の対応、加害者の問題や被害者へのケアなど総合的に考え、その内容の精査と今後につなげるための調査だと思っています。

しかし、重大事態調査報告書においても、経緯を記載するのみで,学校側の対応についての具体的事実としての不備の記載もなく、法や各基本方針等に照らし、具体的に何が不足しており、被害者側の信頼関係を構築できなかった原因がどこにあるのかを真摯に振り返る内容ではありませんでした。

いじめ対応に対する真摯な検証がないのですから,当然、再発防止に向けた具体的かつ実践的な改善策も明示されているとは言えません。ただ、抽象的な基本方針等からの引き写しのお題目が並んでいるのみです。

宮崎市民として、あのような中身のない重大事態の報告書に私たちの血税を使われていると思うと、それも腹立たしくてなりません。

これらの対応で娘と妻が一生もののトラウマを受け、定期的に精神科に通うことになりました。

妻に至っては二度の自殺未遂をし、今でも精神が不安定でそれは一生続くと思います。

 

本裁判が和解して終結してもこれらの恨みは消えることはありません。

ただ、今後二度と同じことが生じないようにしていただきたいのです。

そのため、学校や教育委員会、市の対応などには伝えきれないほどの思いがありますが、本件を機に学校や教育委員会が被害者を救うためにどうするべきだったのかについて真剣に考えていただけないでしょうか?

子供たちが学校という集団社会で生活する以上、子供たちの家庭環境や性格、思想などですれ違いが生じ、さらに集団真理も働くため嫌がらせやいじめ行為がなくなることはないでしょう。
それを少なくすることや根絶することは目標ではありますが、起きる前・起きてしまったときに学校や教育委員会はどうすべきだったのか真剣に考えていただきたいと思います。

まず、いじめが起きる前の行動についてですが、いじめ防止対策推進法や各ガイドラインにおいて定められており、すでに学校や教育委員会ではいじめに対する教育や早期発見対策、学校や地域、保護者との連携、SNS教育など、多岐にわたるものを展開・実施していると思います。

しかしもっと踏み込んだ、いじめが起きたとき、誰に相談して学校が何をするのか、そして被害者に対して親と学校はどう対応し、加害者へはどう対応するのかなど、被害を受けた子供と親、加害した子供と親に明確にわかりやすく伝えることが必要だと思います。

そしていじめに関する法律に関することや重大事態という対応の存在、学校のいじめ基本方針の徹底的な周知などを行うべきだと思います。

これらを率先的に周知し、子供・親・学校がいじめに対する対応をしっかり共有することによってそれぞれが子供を取り巻く環境を正しくするために1つのチームとなり、いじめの根本解決に近づくことが出来るのではないかと考えます。

それでもいじめは起きると思いますが、娘の事件では、なぜか加害者プラス学校 vs 被害者と被害者家族という図式になっていました。

そして学校では、当初学校のいじめ対応方針がホームページに掲載されておらず、校長も「いじめへの対応がわからない」とおっしゃったため、私たち親はいじめ防止対策推進法や重大事態の資料などを一から全て勉強することになりました。

学校は虐めに対する方針をしっかり把握し、いじめに対する法律や方針について、被害者子供と保護者に伝え、学校と被害者らがしっかりと対応認識をそろえ、いじめの被害者本人を家族・学校全体で護るために行動することを本人に告げ、徹底的に被害者を守り抜く姿勢を見せていただきたいと思います。

そして加害者や加害者の親に対しては毅然とした態度で対応してください。

娘の事件のように、学校と加害者が結託しているような行動をして、被害者をつぶすようなことは二度としないでください。

この点、娘のいじめの対応で学校は学校側の生活の記録に、子供が眠そうだったとか翌晩親に叱られたなど、娘の問題や家庭の問題などを多量に書き綴っていました。

生活態度を正確に記録することは必要だとは思いますが、それ以上にこのような詳細な記載をする必要はないと思います。

被害者や被害者家族を貶め、さも被害者やその家族に問題があるような記載は金輪際二度としないでください。

まず宮崎市はいまだに私の娘のように被害を受けた多くの生徒が別室登校を余儀なくされ、加害した生徒は正常な学校生活を送ることができる状態です。

開示請求で分かったことですが、過去に加害者を別室登校にしたいじめの案件は統計上、一度もなかったということでした。

いじめ防止対策推進法では、被害者が安心して教育を受けられるように加害者を別室で学ばせることを認めていますし、学校教育法には、加害者に出席停止を出せる規定もあります。

被害者が別室で生活しなければいけない理由はありませんので、加害者に強い対応をすることを検討されてください。

そもそも加害者を別室にすることで被害者のこの問題は改善できると思いますが、もしどうしても被害者側を別室に通わせる必要がある場合は、学校はそれに対してしっかりと対応マニュアルと子供の勉強の用意をすべきだと思います。

また、先にもお伝えした通り、娘に対してプリントや課題を提出し、それを子供が学校に渡すことで評価ができるはずのものが出されていませんでした。

そのため、成績表の評価もなされていませんでした。

学校が成績表で評価ができないことが無いような体制づくりを実施されてください。

 

大阪府寝屋川市では教育委員会や学校の他に、市に監察課という部署を置き、直接いじめ問題にかかわるように対策しました。

それにより短期間で判断・解決につながり、児童と教職員の問題にも対応できるなど、寝屋川市のいじめへの対応は大きく変化し、対応が向上し、市民満足度も向上したようです。

また、寝屋川市が定める条例には是正勧告についても触れられており、学校その他の寝屋川市の機関に対して、児童等に対する見守りやいじめ防止の環境整備、訓告・別室指導その他の懲戒、出席停止、学級替え、転校の相談および支援、その他必要な措置が講じられるよう勧告できる制度も設けられています。

さらに同市は転校費用や弁護士費用などを市が負担するなどの措置も講じています。

 

清山市長は市長になった直後に大阪府寝屋川市の広瀬市長にいじめ対応や監察課に関する話を聞いたことがあると広瀬市長に伺いました。

また、清山市長は過去に、ある地域の人権問題について調査をされたことがあると伺いましたが、多数の学びがあったのではないかと思います。

その時の経験も考慮していただき、宮崎市も、未来の宮崎を担う子供たちが健全に生活できるように人権問題にもっと踏み込んで強い姿勢を見せていくことが大切だと思います。

 

最後に。

本裁判で娘と私たちは学校と宮崎市教育委員会に対していじめの問題に対する対応について異議を唱えました。

それを宮崎市・宮崎県の多くの方々に知ってもらい、あなたたちの監視をしてもらいたいと考えています。

このいじめの問題は前例であり、二度と同じような対応を繰り返すことができないということを意味しています。

過去にも宮崎市では数件の重大事態が発生し、その中で、いじめは確認できなかったような報告書を市長あてに上げているものも確認しましたが、いじめで一番苦しんでいるのは子供本人であり、本人が亡くなっているからいじめがなかったとしていいなどの道理などありません。

今回の事件と裁判をきっかけに、宮崎市教育委員会、学校が被害者に対しての対応を変えてくれることを切に願います。

最後に、もう一度言いますが、私の娘は自分の意志と家族の支えで今も生きています。

今後同じようないじめの問題が起きたときに、被害生徒が生きる選択肢を選んだきっかけに、学校や教育委員会が加われることを期待しています。

 

令和7年 3月 6日

 

 

【裁判結果】宮崎市におけるいじめ国家賠償請求請求訴訟について(随時更新)

はじめに

このサイトは宮崎市教育委員会・学校に対して糾弾を目的とはしていません。

学校や教育委員会の方々の辛い思いはある程度理解しています。

私はこの裁判を通じて自治体や宮崎市(宮崎県)の皆様に、いじめで苦しんでいる人の現状や、今回の対応学校や教育委員会の問題点、いじめ対応においての課題点などを知ってもらい議論するために本ブログを作成しております。

また、和解の際に口外禁止条項は交わしておりません。

 

言っておきたいこと

この度のいじめの問題で、圧倒的に問題があるのは加害者とその親です。

加害者さんたちへ、私たちはいじめ問題で3年間、裁判で4年苦しみました。

娘は自殺未遂をするまでに追い込まれ、母親も2度の自殺未遂をしました。

今でも定期的に精神科クリニックに通っています。

いじめを受けた苦しみは一生残ります。

一生あなたたちを許しません。

 

和解を選んだ意味

「判決」ではほぼ負けると弁護士に言われました。

負ける=私たちの主張が全面的に却下され、学校や教育委員会が「正」と評価される可能性が高く、それだけは避ける必要がありました。

一般的に口外禁止条項が発生する裁判といわれていますが、この裁判では口外禁止条項は交わしていません。(むしろ裁判所からすることはできないような話があったそうです)

 

娘と私たちは、この裁判をきっかけに宮崎でいじめに苦しんでいる方への救済が進むこと、今後の自治体のいじめに対する考え方・対応の是正・いじめ対応の手順等の周知徹底を望んでいます。

 

リンク:和解の場で読み上げた娘と私の文書(原文)

nekoshirube.hatenablog.com

 


記者レクでも述べたこと

この度の件で娘が命を落とさずに済んだのは、娘自身の強い気持ちと母を筆頭とした家族の支えがあったからだと思います。

私はその中に学校や教育委員会が関わらなかったことに非常に強い憤りと悔しさを感じています。

本来ならば、学校や教育委員会はまずはいじめられた生徒を徹底して守り、別室に追いやるのではなく、誠心誠意支えながら、学校や環境を改善し、いじめた生徒の未熟な考え方、卑怯な振る舞いを是正して被害者が安全に学校生活を過ごせる場所を整えるべきだったのです。

いじめた生徒の保護者にもなぜ自分の子どもがいじめという卑怯な行動をとるのかじっくり考え行動してもらう必要があったのです。

それをしない学校は、いじめを受けた側から見ると、いじめた生徒や保護者の味方であり、一緒になっていじめられた生徒・保護者を追い詰める存在に見えてしまいます。

だからこそ、私たちは必死になって娘を守るために闘わざるを得なかったのです。

 

現在も宮崎市や宮崎県にはいじめで苦しむ子供やその親がたくさんいるはずです。

過去にいじめで苦しんだ人たちや現在進行形でいじめに苦しんでいる人たちに対して、「あなたたちは悪くない。強く、生き抜いてほしい!」と伝えたいです。

 

そして、宮崎の皆さんに宮崎で起きたこの裁判を覚えていただきたいです。

 

私たちいじめ被害者とその家族は、宮崎のいじめ対応の問題点を論じ、それを正すように伝え、教育委員会の課⾧も教育行政の改善に努めると約束しました。

今後少なくとも宮崎市では、私たちが受けたような、学校や教育委員会が被害者や被害者家族を傷つけることは二度とないはずです。

 

もしそのようなことがあったら、被害者生徒を守るためにみんなで声を上げましょう。

 

【事案の概要】

宮崎市内の中学校において1年生の春から冬にかけて多数の生徒から,からかう,馬鹿にする、陰口を言う、悪ふざけをするなどの様々ないじめを継続的に受けていた生徒が冬休み明けに自殺企図のうえ登校できなくなり、いじめが学校に発覚したものの、学校においていじめ防止対策推進法に沿った迅速かつ適切な対応がなく、事後の教育委員会の支援や重大事態調査も法や重大事態調査ガイドラインの趣旨に沿ったものではなく、いじめを受けた生徒(Aさん)が大きな精神的苦痛を受けるとともに卒業まで通常クラスに戻れなかったことについて宮崎市に対して損害賠償請求訴訟を提起し,裁判上の和解が成立した事案

 

【事実経過】

平成30年4月:AさんC中学校入学

5月頃~:同級生等男女複数生徒から箒で叩く、スカートに水をかける、Aさんの持ち物を汚いもののように扱う、陰口、悪口(キモイ,くさい、etc)悪ふざけでトイレに閉じ込める、馬鹿にする、からかうなどのいじめ始まる(以後冬休み前まで)


6(4?)月頃:
Aさんアンケートに「C中でいじめで亡くなった生徒がいるのか」
「勉強、部活につき担任以外の先生に相談したい」と言う趣旨を回答
(Aさん担任にいじめを相談するも、男子生徒に軽く注意するだけで効果なし?(※裁判検証で結果の情報がなく不明))


9月頃:
Aさん担任と副担任にいじめのことを相談(担任:軽く扱う)
(時期は明確でないが、この頃)保護者アンケートにAさん保護者がいじめありと回答


10月~11月:
Aさん養護教諭に相談(養護教諭が「Aさんは相当溜まっている。定期的に対応しておかなければ大変なことになる」と担任に告げる)

 

ここまでずっと:担任より娘の日誌に対しての苦言など記載あり

※後日一部掲載?


11月:
Aさんいじめアンケートに明確にいじめを受けていると記載
担任アンケートを学年主任に伝えたが、校内のいじめ不登校対策委員会には伝わらず。


12月初め:Aさん学校に行くふりをして公園に行き、学年主任等が探しに行って、昼から登校
校内いじめ不登校対策委員会でAさんの件議題にならず。


平成31年1月7日:Aさん自殺企図(発覚は3月頃)いじめが怖くて学校に行けないと保護者に言い、保護者学校に連絡    


1月8日か9日:担任自宅訪問(保護者不在時にAさん居室に入る)

※担任が家主不在の家に入り娘の部屋まで入り込んだ。(警察に届け出→不起訴となっている)


1月10日:Aさん、保護者、担任で協議、担任からの発案でいじめた生徒らから謝罪させる話となる(Aさん保健室登校開始)


1月22日:3名生徒からの「謝罪文」(Aさんにも問題ありと言う多大な記載を含む)がAさんに渡される


1月23日:Aさん保護者担任・学校の対応に不信を持ち教育委員会に相談
(以後、学校側の対応が法や基本方針に沿わないとして何度も働きかける)

※学校のホームページにいじめ基本方針の掲載がなかった


1月24日:教育委員会からの連絡で校長が事実を把握


1月29日:いじめ不登校対策委員会Aさん保護者対応校長、
いじめた生徒対応担任等と一応決める。


2月1日:Aさんをかばった生徒がいじめた生徒からつるし上げを受ける

※いじめの主犯等、約10名程度から呼び出し+放課後に追い打ち


2月5日:Aさんストレス嵩じ児童精神科受診 


2月20日:事情を知らない教職員が保健室にいるAさんに通常教室に戻るよう厳しい言葉(保健室登校中Aさんへの学習支援不十分)


3月18日:Aさん自殺企図発覚


4月4日:いじめ重大事態認定(3月28日)を市長に報告
(Aさん2年生進級相談室登校)


4月24日:Aさん保護者に重大事態調査について説明


4月25日:いじめた生徒保護者に対する重大事態調査説明

 

令和元年5月16日:重大事態調査開始(教育委員会附属機関いじめ防止対策委員会)
この段階でトイレ閉じ込めを認めない生徒あり(事実調査の焦点)
以後最終報告まで6回の委員会開催

(その間に・・・)


■その間に起きたこと羅列

・Aさん立ち合いせずにトイレ閉じ込め現場検証実施?と教育委員会課長の問題

・いじめた生徒の所属クラブ活動問題

爆サイへの暴露スレッド発生と校長が爆サイスレッド主に対する開示請求を画策していたことが発覚(※校長が弁護士に相談した記録の画像掲載予定?)

・人権に関する文発表会でいじめ主犯の生徒が花束贈呈をする

・学校が作成した人権に関する劇(いじめを彷彿とさせる劇)

リンク:いじめを彷彿とさせる劇

 ※その演劇を契機とするいじめ再発
・教職員の不用意発言が色々、男性教員「また相談室に戻るか?」、日誌にハンド部のことを書いたことに対して、担任が「私はコメントしないとお母さんに言っておいて」と謎の発言

・謝罪問題等について学校・市教委ともこちらの意思を確認せず謝罪日決定の知らせの書類が送付される


■市教委のAさん保護者への場当たり的対応で保護者不信感増大。

■令和元年度中は、いじめた生徒への指導・反省が伝わらずAさんは報復いじめを恐れて教室に戻れず、学習支援も不十分。

リンク:成績表問題、ほぼ「-」のみ記載された成績表が渡される

(令和2年度には学習支援は改善したが、いじめた生徒らへの指導、反省などが伝わらず、不安拭えず。)

令和2年10月:Aさん保護者が求めて、トイレ閉じ込め現場調査(トイレ閉じ込め調査をお願いして1年後の三年生になったとき)

そこで目撃生徒の存在が判明、目撃生徒に聞き取り、しかしさらなる聞き取りにつき、いじめた生徒・保護者の協力得られず?事実関係不明


令和3年1月8日:Aさん保護者に重大事態調査結果の報告

3月11日:Aさんおよび保護者の強い希望(*)により再度トイレ閉じ込めに関して校内アンケートが実施。(2年以上経過後であり、結果として事実明らかにならず)
*  元々Aさん保護者は調査開始すぐに校内アンケートについて希望を出していたが、取り入れられず、1度アンケートが実施されていたが、何も事実があきらかにならなかった

 

(Aさん卒業)

3月29日:いじめ重大事態調査の最終報告

4月:Aさん、保護者市長に再調査を求める

【理由】
①担任がAさんに対して行ったいじめ(いじめ助長行為)について調査が尽くされていない

②調査報告書が学校や市教委の立場に配慮したもので、学校や市教委の度重なる不手際と被害者・保護者に対する無配慮、被害者・保護者から要望されて初めて対応する場面が多かった事実、謝罪が受けられなかったことについての正確な事実経過の記載がない

(事実解明未了であり、長期未解決の原因について学校にも市教委にも真摯な検証・反省と「膿を出し切る」姿勢がない)

爆サイについての対応の偏り(爆サイトロールを組織してまでの加害者・学校の被害重視、他方被害者・保護者側の被害の軽視)

6月2日:市長再調査を実施しない旨の通知(戸敷元市長)


令和4年8月:宮崎市に対する国家賠償請求提訴(宮崎地方裁判所令和4年(ワ)第298号原告Aさん)

主張整理+当時の担任、校長、教育委員会担当者、Aさんの尋問

令和7年3月6日:裁判上の和解成立

 


【なぜ裁判せざるを得なかったか(裁判の目的)】

Aさんの願い:自分へのいじめだけでなく学校からいじめをなくしたい。起こったいじめに先生達に真剣に向き合って欲しい。
⇒事実関係を明らかにする、 検証する(いつ何をすべきだったのか)、今後の対応に活かす(宮崎市の教育行政の改善)


【裁判での主な主張等】

(原告主張)
1,    いじめの早期発見、早期対応義務違反
学校(担任)は遅くともAさんがアンケートにいじめがあると回答した平成30年11月時点で学校内の組織(いじめ不登校対策委員会)につなげ、学校全体で迅速に対応すべきであった。


2,    発覚したいじめに対する組織的対応義務違反
学校(校長以下)はAさんがいじめを訴え不登校となった平成31年1月時点で迅速かつ適切に上記対応を行うべきであった。


3、 被害者支援義務と加害者指導義務の違反
1,2においては、被害生徒を守り抜く姿勢を示すとともに迅速な事実確認と加害生徒に対する毅然とした指導と支援をなすべきであった。(被害生徒を別室登校とする場合の学習支援含む)


4、 重大事態調査上の義務違反
市教委は重大事態調査ガイドラインの趣旨に従い、客観的事実関係につき可能な限り網羅的な調査を迅速に行うべきであった。

(各義務違反と被害=精神的苦痛との因果関係)


1の義務違反によりAさんは自殺企図まで追い詰められるほど重大な精神的苦痛を受けた。2~4の義務違反によりAさんは卒業まで通常教室に戻ることができず平穏な中学生活が送れなかったために著しい精神的苦痛を被った。

 

(被告の主張)

いじめの内容、Aさんのアンケート回答内容からAさんの自殺企図を担任等学校職員が事前に予測することは不可能で職務上の義務違反はない。
(裁判所所見)現在Aさんが成人していること、いじめ問題の課題やAさんの真の願いに照らし、判決での解決ではなく、和解を双方に勧告し、裁判所案を示した。

 

【和解内容】

リンク:いじめ裁判の和解の場で読み上げた娘と保護者の文書(原文)

 

【その他】

いじめが発生したときに、学校はそれを「いじめ」とは捉えず生徒間トラブル、個人的問題と捉えがちである。(⁂基本方針に沿ったいじめ対応は今の教職員にとって大きな負担、教職員集団のチームワーク構築困難)
いじめられた生徒保護者が学校等にしっかりした対応を求めることが往々「モンスターペアレント」扱いとされる傾向がある。被害者側はますます孤立感と追い詰められた感を大きくし、信頼関係構築が難しくなり、対立的になり、解決を遠ざける。

備忘録:加害者に対して賠償請求を行う際には相手の今住んでいる住所と氏名などが必要

誰かのために記録します。

※備忘録なので、ご自身でもお調べください。

 

いじめ対応:加害者に対して賠償請求を行う際には相手の今住んでいる住所と氏名などが必要

 

裁判をされたことがある方は当たり前の知識かもしれません。

賠償請求・裁判を起こすためには相手の現住所や氏名などが必要になるようです。

 

調べ方は色々あるようですが、昨今の個人情報保護の観念から自身で調べることはなかなか難しいような気がします。

 

【加害者の住所を特定する方法】

1.人づて、自分で調べる(現実的)

2.学校に聞く(ほぼ無理)

3.弁護士に頼む(後述)

4.探偵などに頼む(費用ヤバイ)

など

 

【弁護士に頼む場合】

この場合、賠償請求や裁判を起こす前提になります。

「職務上請求」や「弁護士会照会」などを行い、開示を請求するようです。

また、基本的には「開示する義務」があるとのことで、よっぽどのことが無い限りは開示を拒否されることはないようです。

いじめの問題が重大事態に認定されている場合、それを記載して開示を請求するとより強く開示を求める事が出来るとのこと。

 

弁護士会照会の費用については、弁護士会にもよるそうですが1件5000〜1万円程度だそうです。

※職務上請求については弁護士によるとのこと

 

加害者に賠償請求をしたいと思っている方は

出来る限り早めに相手側の住所・氏名を

確認することを絶対におすすめします。