猫の道しるべ(いじめ問題と戦闘中)

いじめに対しての経験談、失敗、打開案を記載

【経緯】いじめ対応の記録  「それはまだ早い、今話すことじゃない」

虐めの対応で学校の対応でも親の対応でも大きな間違いをしているときがある。

 

それは

「今起きていることをすっぽかして将来の話をすること」

 

それをすると、子供は絶望に陥るだろう。

 

 

たとえば

「(いじめが)今は苦しいけど、高校に行ったらみんなバラバラになるんだから、頑張れ」

※これはうちの娘が言われました。

 

とか

 

「あなたの子供さんが加害者になった時は私たちもしっかり叱ります」

※これは他県で発生した事例です。

 

とか。

 

 

子供は

 

今苦しんでいて、今をどうにかしたい

悪い人をちゃんと正してほしい。

私も含めてみんなが楽しく過ごせる教室にしてほしい

 

としか思ってないと思う。

 

 

全国で同じような事例が多発していて

なんと被害者の気持ちを考えない糞大人が多いのかと

イラつきを覚える。

 

 

私も昨日、娘に間違った事を言った。

先日、市内のドン・キホーテ内のラーメン店で、どうやら加害者の二人が働いていたらしいのだ。

それを見て、私たちに報告してきた。

働いている姿を見た瞬間、心臓がバクバクしてパニックになったらしい。

 

 

昨日、弁護士にEmailを返信しないといけなかったので色々話した時に、親として今後の事が心配になってこのような声をかけてしまった。

 

「娘ちゃん、こないだ加害者達を見てかなりきつかったと思うけど、同じ県に住んでる以上、この県は狭いからまた会う可能性がある。就職したらそいつらが居ることもあるかもしれない。その時娘ちゃんはどうする?」

 

残酷な言葉だ。

 

今苦しんでいる娘にかけれる言葉ではなかったと思う。

 

娘は「逃げる」と答えた。

 

当然だと思う。

 

世の中、簡単に「戦え」とか「強くなれ」とかいうけど、

子供の「今」がそれに追いついているかもわからずに

声をかけるほど無責任は無い。

 

私の娘の心は全然回復していないのだ。

 

いつか戦わねばいけないときがくる。

それはその時で良い。

その時に力を発揮できるように

親は子を支えねばならない。

 

 

とりあえず、娘には謝ろう…